16Feb

AKB48の10周年記念シングル『君はメロディー』のMVが完成したようですね・・。今回のシングルは宮脇咲良単独センターでありながら、前田敦子、大島優子、篠田麻里子、板野友美、そして卒業する高橋みなみのレジェンドメンバーも参加する、まさに記念シングルです。MVの監督は、あの蜷川実花さんです。AKBのMVでは、いつも豪華絢爛でありながら華やかで、それでいて可愛さ万歳のインパクトMV制作のプロフェッショナルです。因みにご存知かと思いますが、父親はあの演出家で舞台監督でもある蜷川幸雄さんです。さて話を戻しますが、今回の『君はメロディー』のMVですが、さすがにレジェンドメンバーの参加が予定されていたこともあり、センターの宮脇咲良以外は、レジェンドメンバーがフィーチャ―されていますね。これは仕方のないことなのですが、現役AKBメンバーの、特にセンタークラスのファンからは、否定的かつ批判的な声が聞こえています・・・。ただ、ここでハッキリ言えることは、現時点で10年もの間、停滞しているとはいえ、ある一定の人気を継続出来ているアイドルグループは皆無ですし、人気維持のまま、完全世代交代にチャレンジしようとしているのも、アイドル業界ではAKB48初なのですから、少し長い目で見て頂きたいなぁ・・と思います、なかなかそれも難しいですけどね、とりあえず、蜷川ワールド全開の『君はメロディー』のMVをどうぞ!
エース交代時期は蜷川監督MVで飾るのがAKB48の歴史?
今回の作品でもわかるように蜷川実花監督の魅力は、原色を大胆に使った色彩に加え
女の子を最大限に可愛く撮影をするところですよね・・・。
さらには今回の『君はメロディー』では
大奥を思わせる世界観で派手やかな着物に身をまとったメンバーが観ることが出来ます。
そこで今回はAKBメンバーからも愛されていて、AKB48を知り尽くす蜷川監督ということで
『君はメロディー』のMVが意味するところを考えてみたいと思います。
まず蜷川監督といえば、AKBの名前を一気に世の中に拡めた『ヘビーローテーション』のMVが有名ですね
当時、人気が急上昇中のAKBメンバーがセクシーでキュートな下着姿ではしゃぎ回る映像は
ファンだけでなく同性からも支持を得て、公式動画は2016年2月の時点で
123,229,649回という驚異的な再生回数を記録しています。
この作品では、当時のAKBセンター前田敦子という絶対的エースを総選挙で
ライバルの大島優子が奇跡の大逆転で勝利したことからも
新しいAKB48を印象づける作品となっています
そしてここから、前田敦子&大島優子の「あつゆう」時代に入っていきました・・。

『さよならクロール』コチラも蜷川実花監督の代名詞でもある「原色の花」を使いながら
目がさめるような青空の下
砂浜でカラフルな水着をつけたメンバーが踊る「カワイイ」を凝縮した作品ですね。
この作品では前作の『So long!』から続く
センター渡辺麻友をしっかりと印象づけることになるのですが
この時はまだ、大島優子がエースとしての実力値が健在だったことと
総選挙では指原莉乃という規格外の伏兵が1位になったことで
AKBのエース継承の物語が描けなくなりました。
まぁそれでも、蜷川実花が監督をするMVでは
大きな世代交代やセンター交代の節目となることが多いのは事実です
そして今回の『君はメロディー』でも、単独センターに抜擢された宮脇咲良が
2016年のAKBを引っ張り、第2章の主役になるのはMVを観ればわかることですよね・・・。
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総監督継承より難しいAKB48のエース継承劇

AKB48のエースの継承・・・ここはとても難しいところですね
総監督継承の方が「選ぶ理由」がハッキリしているので、スムーズに進みます
選ぶ人も限られています、前総監督の高橋みなみであり、秋元先生ですからね
しかし、AKBのエースとなると途端に難しくなります
まずは、エースの基準を何で判断するのか?の判断基準です
あとは、AKB市場の流れや選ばれしメンバーの意識も大切です、ファンがそのまま推せるかどうか?
エースの判断基準については、AKBの大躍進の要因となった
総選挙、握手会、姉妹グループの三大要素が足かせになることが多々あります
例えば、今回の宮脇咲良の単独センターに関しましても
運営はおそらく市場の流れを重視したかと思われます
ですが、ここで総選挙を重視するファン、すなわち指原莉乃、柏木由紀、渡辺麻友
さらには、姉妹グループのエースで咲良より総選挙上位の松井珠理奈や山本彩のファンにとっては
納得がいかないところとなるでしょう、今回のMVでも主役は完全に咲良とレジェンドメンバーですからね
そりゃあ、5人のファンはご立腹でしょう、握手会にしてもダントツの集客力を誇る5人ですからね
でも、第2章のエースは擁立すべきだと思いますよ、たとえ強硬手段だとしてもね
今のAKBはかつての「あつゆう」のような「絶対的なエース」を敢えて定めた方がいいかと思います
ただ、運営はこの5人に対する処遇というかフォローが蔑ろになりがちなんですよね
だからファンは激怒するのです、ですからここはしっかりサポートしてください・・・。
とにかく、AKB48の2016年は宮脇咲良の単独センターで幕を開けました!
このまま総選挙では、またまた激しい戦いが行われるかと思いますが、それがAKB48の歴史なので
AKBグループのメンバーとファン、さらにはAKB運営、そして秋元先生も覚悟を決めて進みましょう!
もちろん私も引き続き応援します!咲良!頑張ってな!