8Feb

2016年の一発目、乃木坂46の14thシングルの楽曲が仕上がってきたようですね、秋元先生の755で報告がありました。深川麻衣の最初で最後のセンター曲であり、おそらく乃木坂初の卒業ソングとなりそうなので楽しみです。AKBには数々の卒業代表ソングがあるので、乃木坂にも出来たのは嬉しいかぎりですね。一年前、紅白出場を逃した乃木坂46には強い覚悟を感じることができました。メンバーひとり一人から「2015年は、乃木坂の年にする!」という熱い決意のようなものです・・。そして、2015年の一発目の曲が『命は美しい』でした。ここまでのシングルにある、乃木坂らしさというものからは少し離れ、清閑な力強さを感じる激しい曲に、何か強いメッセージを感じることができ、何度も何度も聴きなおすことになった、私の乃木坂2015年の名曲です。この生きる尊さを解いた『命は美しい』の制作期の出来事を少しご紹介しましょう・・・。
乃木坂運営委員長今野義雄氏の闘病明けに手渡されたテーマ

『命は美しい』に強いメッセージを感じた理由が
今野運営委員長のインタビュー記事から、理解することが出来ました。
2014年、癌で闘病していた今野氏へ書き上げた秋元先生からの
エールを込めたテーマが『命は美しい』だったんですね・・・。
僕個人のことを言えばその前年、2014年に僕は癌と戦っていたんです。本当に死んでしまうかもしれない、そんな状態からの復活だったのでこの曲をいただいた時は「僕のことだ……」という刺さり方でした。本当に自分が死んでしまったら、この子たちはどうなっていくんだろうっていう自分の物語としてリアルに感じ取ってしまいましたね。とはいえ、もちろん受け取る人によっていろんな感じ方をされるものだと思います。 今野義雄氏 インタビューより引用
当時、今野義雄氏も自分の経験から命についての楽曲はとても重いテーマですので
躊躇はあったようです・・・。
ただ、総合プロデューサーの秋元先生に迷いがなく
ある意味、強い覚悟のようなものが秋元先生にあったので
乃木坂46の楽曲として『命は美しい』は世に出ることになりました・・・。
[ad]
乃木坂史上、最高難易度のダンスで『命は美しい』を表現する

楽曲が決定したことで、もう一つのチャレンジが用意されていました・・・
ダンスです!今回の『命は美しい』は「生きること」がテーマになっていますので
乃木坂史上、最も難易度の高い激しいダンスで表現することが求めらることになりました
あと「乃木坂は踊れない」というイメージを払拭するチャンスでもありましたね。
そちらの様子はこちらの動画からどうぞ。
今野義雄氏の闘病から、秋元先生のエールの作詞となり楽曲が生まれ
命をテーマにすることを世に出す上での覚悟が決まり
その覚悟を共有できた乃木坂メンバーが今までにないパフォーマンスで
生きる尊さを解いたからこそ『命は美しい』は名曲なのです。
皆さん、あらためて聴いてくださいね・・・。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
恥ずかしながら今野氏の闘病について初めて知りました。
私自身は同曲を生命を軽んじるような事件が相次ぐ
時世に向けて警鐘を鳴らすメッセージソングと捉えていたのですが
今野氏の解釈もまた納得。
乃木坂の楽曲は誰もにわかりやすい世界感に
あふれでるような情感を含ませる術に長けているかなと。
個人的には『命は美しい』については
松井玲奈がいてくれたことも成功だったと思ってます。
最近では『Tendardays』『生まれたままで』と
昭和風景のペーソスをほのかに香らせる世界観を
それを知らない乃木坂ちゃんたちに歌わせた曲がマイブームになってます。
うら若き乙女たちの声で届けられる秋元康の郷愁は
四十路男子に心地よくやさしいです(笑)。
乃木坂の楽曲は『君の名は希望』以来
センターやフロントに選ばれる
メンバーの理由と必然性が明確なのがよいですね。
とくに『太陽ノック』『君の名は希望』を
ともに生駒ちゃんがセンターを務めたのは
影から抜け出す側であった彼女が
誰かを太陽のもとへ導き出す存在へと
成長したことを意味しているようでステキでした。
まあ、これも私なりの私的解釈ですが…(笑)。
私も『命は美しい』に関して乃木坂楽曲の中では
かつてない”伝える”パワーを強く感じていました。
今回、制作秘話を紐解いたことで納得しましたが
観る側、聴く側に何かある?と感じさせるのは
演者としての成功でしょうね。
あとメンバーのダンスの表現も松井玲奈の鬼気迫る表情からも
強いメッセージを感じ取れました。
秋元康さんは私の憧れの方です。
彼のトータルプロデュースの源を探るのが私の趣味です。(笑)
最近も、元AKB歌姫の増田有華に「美空ひばりさんを聴きなさい」と
アドバイスしてましたよ。もちろん増田も素直に受け入れていました。
乃木坂の楽曲には深い意図とそれに関係する緻密な戦略があります。
だから、おもしろく、ファンの価値観のレベルも高いのではないでしょうか?
今は生駒の成長と乃木坂の躍進のバランスに少しズレが生じているかと思われます
ただ、白石麻衣、橋本奈々未の卒業が決まると
また流れが変わるでしょう・・・。
センター生田絵梨花体制には生駒はまた違う色を発揮できるかと思います。
そうなると欅坂のデビューシングルも気になりますね。
本来オールライブニッポンでお披露目かと思ってましたが
メンバーにエクスキューズのコメントを言わせたところをみると
メンバーのパフォーマンスが楽曲を発表できる段階になかったか
選曲に吟味を重ねていたのか。
当面の演目として『制服のマネキン』を選んでいるあたり
わかりやすいアイドルソングに落ち着くことなない気がしてますが
乃木坂楽曲のイメージを踏襲するのか
欅坂独自の路線を切り開いていくのか注目しています。
白石橋本の卒業……うーん、考えたくない(笑)。
私もかなり楽しみです♪
おそらく欅坂路線で行くのではないでしょうか?
楽器などもたしなむアーティスト志向が多いのも大きなメリットです
いきなりインパクトプロモーションで仕掛けるのも面白いかもですね
ソニーはこの辺りは得意分野ですから、楽しみです。
ツイッターにも上げましたが
『あらかじめ語られるロマンス』の面目が
次なる乃木坂ですよね?素晴らしいですよ、やっぱ。
白石麻衣と橋本奈々未は、もちろん
レジェンドメンバーになりますね
2016年に乃木坂史を業界に刻んで卒業ですね。