28Mar
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『ゆいちゃんず』・・・今、この呼び名がとても愛おしく思えます・・・。ユニット結成当初は「ゆいちゃんずって・・呼び名がそのままだなぁ」と誰もがツッコんだネーミングでしたよねw。
当の本人たちも、デビューシングルで今泉佑唯と小林由依のユニット曲が入ることを知り、英語っぽい、ユニット感あふれるネーミングを期待していたら、『ゆいちゃんず』とクレジットされているので「えっ・・このままでいいの?」と思ったそうです。
因みに、尾関梨香が最初の名付け親だったとかなかったとか・・
とにかくそのような「おもてなし会限定ユニット」と思われていた『ゆいちゃんず』が今、欅坂46史上最大のピンチを救うことになっています
・・・そのピンチとは?6thシングル『ガラスを割れ!』でのセンター平手友梨奈の歌番組の欠席です。
そして「欅坂46の絶対的センター平手友梨奈抜き」という緊急事態にセンターに抜擢されたのが、今泉佑唯と小林由依のゆいちゃんずのWセンターでした!
今回はゆいちゃんず抜擢の理由と、平手友梨奈以外のセンターの市場反響も交えて、欅坂の2018年前半を分析してみようと思います。
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『ゆいちゃんず』Wセンター抜擢理由
6thシングル『ガラスを割れ!』での今泉佑唯と小林由依ポジションは、平手友梨奈を二人で挟むシンメトリーポジションとなり、今までにないフロントフォ―メ―ションから・・・強めのインパクトで『ガラスを割れ!』の楽曲コンセプト「現状を打破しろ!」を表現しています。
今泉佑唯と小林由依がシンメトリーポジションに決まった時点で、二人がどのようなパフォーマンスを見せるか?自然と注目は集まりました。
ひょっとすると、平手友梨奈以上に目立つ可能性もあるという「脱・平手」を期待しているファンも少なくなかったようです。
シンメトリ―ポジションが決まった時点で、今泉佑唯と小林由依のWセンターは決まっていたのです。欅坂のメンバーでは、渡邉理佐が小林由依と一緒にインタビューを受けた雑誌「ブブカ」で、『ガラスを割れ!』ゆいちゃんずのWセンターを予感している発言をしています。
3人が並んだときに雰囲気はもちろん強いんですけど、仮に・・もし平手が参加できなくなって、ゆいちゃんずの二人になったとしても・・きっと二人ともちゃんと考えていることがあると思うので、そうなったときにも対応できるメンバーなのかな。もちろん全員が揃うことに越したことはないんですけど、仮にそうなったときでもファンの方も安心して見ていられるパフォーマンスなんじゃないかと思います。 「ブブカ」 2018年4月号より引用
同じく「ブブカ」で小林由依も、Wセンターへの意気込みを語っています。因みに、このインタビュー収録日は2月12日ですから、この時点では平手友梨奈の歌番組の欠席は決まっていません・・・。
MV撮影でも平手友梨奈以外のメンバーと踊っているときに「ゆいちゃんず、ちょっと(真ん中に)詰めて」ってスタッフさんに言われると、そこで二人とも気持ちが引き締まるんです。
さらに、Wセンターへの興味を聞かれた小林由依は素直に次のように答えました・・・
う~ん・・・でも、これはずーみんだからよかったなっていうか。「ずーみんはたぶんこう思っているんだろうな」っていう感じにお互いの考えがなんとなくわかっているから、私的にも心強いところもあるんです。だから、二人とも口には出さなかったけど、「やってやろう!」って気持ちもあったかもしれない。 「ブブカ」 2018年4月号より引用
センターへの前向きな気持ちを持つ小林由依・・・ゆいちゃんずのWセンターの心の準備は、この時からとっくに出来ていたんですね♪
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「シブヤノオト」でゆいちゃんずWセンター披露
「シブヤノオト」でのパフォーマンスで見せたメンバーそれぞれの掛け合いは、ゆいちゃんずのWセンターならではのステージ展開となり・・・今泉佑唯と小林由依だけでなく、裏センターの長濱ねるやダンスパフォーマンスに定評のある石森虹花、さらには大学入学で学業に一段落ついた米谷奈々未など、個々のパフォーマンスがより目立つフォ―メ―ションになりました。
このように、個々のメンバーがセンターポジションでアピールできた「シブヤノオト」での、地上波初『ガラスを割れ!』パフォーマンスは、いつも以上に欅坂メンバーの気合いも入っていたように感じることが出来た、素晴らしいパフォーマンでした!
【動画】「シブヤノオト」ゆいちゃんずWセンター『ガラスを割れ!』
今泉佑唯の完全復活が欅坂にもたらすもの
療養中、今泉佑唯はアイドルを辞めたいと思ったことが何度もあったそうですが、センターを目指すのをやめようと思ったことは一度もないそうです・・・今泉佑唯のセンターへの強い憧れは、欅坂で一番だと思われます。「ゆいちゃんず」の復活には、今泉佑唯の完全復活が必要条件なのですが、地上波歌番組「シブヤノオト」と「ミュージックステーション」での『ガラスを割れ!』Wセンターパフォーマンスを見る限り、その条件は無事クリアしたようですね♪
今泉佑唯の完全復活が欅坂にもたらすもの・・・それは「色」です。
今泉佑唯には、平手友梨奈が表現することが出来ない「色」というか「オーラ」があります。
多くの人が、表題曲の『ガラスを割れ!』とカップリング曲の『もう森へ帰ろうか?』のMVで、今泉佑唯の圧倒的な存在感に気づかれたことでしょう・・それが今泉佑唯の「色」であり「オーラ」なのです。
今泉佑唯の完全復活からの「ゆいちゃんず」の復活は、そのまま小林由依の覚醒にも関係してきます。その片鱗が見えたのが「ミュージックステーション」での、今泉佑唯と小林由依のWセンターパフォーマンスでしたね。
前回の「シブヤノオト」に続き「ミュージックステーション」でもセンターは今泉佑唯&小林由依のWセンターです。
「ミュージックステーション」では、前回よりパフォーマンの演出に趣向を凝らし、まずはセンター平手友梨奈がMVにて着用する赤のMA-1が桜の木の下のフェンスにかけられた様子が映し出され、イントロが鳴り出します・・・
大サビにて“赤のMA-1”を着た今泉佑唯&小林由依が勢い良く前に飛び出してくるパフォーマンは圧巻であり
同時にフェンスにかかっていた平手友梨奈の赤のMA-1もこのタイミングで消えているという意味深な演出が大反響となりました。
さらには、ここでの小林由依の力強いパフォーマンもネットを中心に反響があり、今泉佑唯とのパフォーマンで覚醒していく小林由依が、『ガラスを割れ!』ゆいちゃんずWセンターの見どころになっています。
【動画】『ガラスを割れ!』ミュージックステーション
欅坂の過渡期が解決した?
今回の「ミュージックステーション」での演出もさることながら、絶対的センターの平手友梨奈不在の『ガラスを割れ!』を、今泉佑唯&小林由依のWセンターでクリアする辺りは、このグループの底力を見せつけられ、欅坂の可能性を強く感じました。この体制が続くことにより、平手友梨奈以外のメンバーにも焦点が当てられる・・・これは欅坂の過渡期を速めた「平手友梨奈センター絶対論」という問題の解決となり、このことは平手友梨奈が強く望んでいたことでもあるのです。

現在の平手友梨奈の現状などは秘密にされています・・・留学の話もあれば、映画撮影の話もあります。
ここでハッキリ言える今回のセンター代替えのメリットは、今泉佑唯と小林由依の希望を叶えたこと、さらには平手友梨奈の自由度が大きく増したということ・・・そして、充電中の平手友梨奈はさらに成長して帰ってくるということです。
最後に私は、48グループ全般と乃木坂46、そして欅坂46という秋元プロデュースのアイドルグループをここまで見てきましたが、こと欅坂に関しては不思議な力に守られているような感じがします
・・・それは何か?今はまだわかりませんが、これからの欅坂グループの活動から、その理由があきらかになると思われます。
ですから・・・欅坂46からは目が離せないのです・・・。
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