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平手友梨奈が欅坂のセンターであり続ける理由と欅坂46の覚悟とは?

平手友梨奈

欅坂46のセンター、平手友梨奈を追いかけて2年半になります・・・完全に彼女の虜になったのは、2017年の欅共和国の二日目の『不協和音』を見てから・・・

2018年の『欅共和国』では、昨年の平手友梨奈は存在していませんでした・・・というより

映画の撮影明け直後ということもあってか、すべてをセーブしている感が否めなかった2018年の「共和国」での平手友梨奈。

2018年は初期メンバーの、今泉佑唯、米谷奈々未、志田愛佳が次々と欅坂46を離脱するなか、欅坂46の進む道はこのままでいいのだろうか?

そのような世間の声を払拭するかのような、8thシングル『黒い羊』の発表

欅坂とは・・・「平手友梨奈の成長過程を表現する場所」・・だと私は思っています。

平手友梨奈のが欅坂のセンターであり続ける理由などから、欅坂の「これから」を紐解いてみましょう・・・。


平手友梨奈が欅坂のセンターであり続ける理由

なぜ?平手友梨奈が欅坂46のセンターであり続けなければならないのか?

その答えは実にシンプルです・・・平手友梨奈が欅坂46のことを、誰よりも真剣に想い、考えているからです。

「欅坂の世界観をどのように伝えていくか?」「どうすれば、欅坂のメンバーがもっと輝くのか?」

出演するライブ映像を何度も何度も見返しては考える・・・メンバーの誰よりも欅坂について想い考えている・・・だから、平手友梨奈が欅坂のセンターでありつづけるのです。

あと、楽曲の世界観を伝える上で、楽曲の中の主人公をリアルに表現できるのが平手友梨奈の能力です。

平手が欅坂の世界観を創造するにあたり大切にしていることは、歌詞について徹底的に向き合うこと!

この「歌詞に向き合い楽曲の主人公を創造する」という作業は平手友梨奈にしかできないことあり、平手によるパフォーマンスの良し悪しの判断は、楽曲の主人公の気持ちに平手自身が出会うことができたかどうか?・・になります。

だからこそ、楽曲の主人公の気持ちと平手友梨奈の気持ちがシンクロしたときは

欅坂46というグループが異様な空気に包まれ、あっと驚くパフォーマンスとなり、周囲は今までにに体験したことがない感覚に心を奪われるのです

私がこの不思議な感覚を体験できたのが、2017年の「欅共和国」2日目の『不協和音』の時でした・・・


『欅共和国2017』での『不協和音』から平手友梨奈の覚醒が始まった・・・

私が参加した、欅坂の単独ライブの『欅共和国2017』2日目の『不協和音』

『不協和音』の世界観は「集団と個の対比」になるのですが・・・

この日のパフォーマンスでは集団の中にいる個(平手)が、押さえつけようとする集団(メンバー)の力を跳ねのける瞬間に異常なパワーを感じました・・・平手友梨奈に誰かが乗り移ったかのような危険な状態

この時、「僕を倒してから行けよ!」の「僕」に憑依された平手友梨奈を見ることができたのです

平手友梨奈の表現者としての「芽生え」からの「覚醒」への瞬間は、『欅共和国2017』2日目の『不協和音』からだったのではないでしょうか?

あの日の感動をどうぞ!

⇒『欅共和国2017』欅坂46『不協和音』

欅共和国

集団性で表現する『サイレントマジョリティー』から「集団の中の個」、つまり「集団の個の対比」を激しく表現しなければならない・・・この『不協和音』の世界を表現することに平手友梨奈は苦しみます

『不協和音』の歌詞、〈ここで主張を曲げたら生きてる価値ない/欺きたいなら/僕を抹殺してから行け!〉この歌詞を口にするだけで体調を崩すようになりました

しかしそれは表現者としての覚醒が始まったともいえるある種の精神状態なのです。

『欅共和国2017』の後、そのままロック・フィールド系のライブに続けて出演した欅坂46

そしてそこには、さらに苦しみ続ける平手友梨奈を見ることになります・・ここでの苦しみとは、表現者平手友梨奈としてだけではなくクリエイター平手友梨奈としての苦しみも加わっていたようです

欅坂の世界観を完璧に伝えるため、クリエイターとしても100点を目指す平手友梨奈。

100点が取れないと思った瞬間に、失格の烙印を自らに押すことは日常茶飯事です・・自己嫌悪への「闇」にハマった時、平手友梨奈は体調を崩すことが多くなりました(2017の全国ツアーが始まった頃ですね)

それでも、欅坂の全国ツアー最終の幕張での千秋楽では表現者としても、クリエイターとしても満足のいく結果を出せたということを平手友梨奈はインタビューで応えています。

つまり、欅坂のセンターが平手友梨奈であり続けなければならない理由はここにもあるのです

欅坂のスタイルを掴むため、表現者とクリエイターを兼任しなければならない・・・なぜなら?

欅坂の楽曲の世界観をよりリアルに表現して、創造することが出来るのは平手友梨奈にしかいないからです。


『不協和音』の始まり・・・今泉佑唯の離脱

『不協和音』以前の『二人セゾン』の頃と、現在の欅坂46ではまったく別のグループです。

『不協和音』後の欅坂46は、アイドルというというフレームでは説明が不可能になりました

実際に、『二人セゾン』の頃の欅坂46に戻ってほしいと願うファンは存在します

しかし、平手友梨奈が『不協和音』で表現者として感覚に目覚め、現在も覚醒途中である以上、あの頃の欅坂46に戻ることはおそらく無理でしょう

だからこそ、『不協和音』の最終ポーズで欅坂内の不協和音が始まることを予感して、それをリアルに表現してみせた平手友梨奈・・・その予感は的中します。

平手友梨奈

今泉佑唯の離脱です・・・。

今泉佑唯の卒業理由は、本人からもすでにいろいろと公表されていますが、一番の原因は、現在の欅坂46は今泉佑唯が求めているアイドルグループではないということです。

平手友梨奈が表現した『不協和音』は、過去には戻れないというポーズでもあります。

因みに今泉佑唯と平手友梨奈の個人的な確執ですが・・・それはないです。

京都での今泉佑唯の涙の最終握手会でも、平手友梨奈とは頻繁に連絡を取っていることを直接確認出来ましたから・・・私は信じています。

そもそも、現在の欅坂46は平手友梨奈が望んで創られたグループではありません

自分とグループの置かれている「今」が楽曲となって反映され、それを表現することで欅坂46は成長するわけですから、現在の欅坂は自然の成り行きです、ですから変化を拒否するメンバーが途中下車することは普通のことです

ただし、今泉唯唯、志田愛佳、米谷奈々未の離脱には平手友梨奈は責任を感じています・・・それは『アンビバレント』に表現されていました。



平手友梨奈の覚悟と共に欅坂第2章が『黒い羊』から始まる

『ベスト歌謡祭』での、欅坂46『アンビバレント』のパフォーマンスで、復活を果たした平手友梨奈。

『アンビバレント』とは二律背反・・同じ物事に対して、相反する感情を同時に抱くことを言います

体は体だけでは成り立たず、心は心だけでは存在の意味がなくなる・・・誰か一人欠けても欅坂46は成り立たないというメッセージを『アンビバレント』という楽曲で伝える平手友梨奈

『アンビバレント』は欅坂46、21人を再び呼び集めるための楽曲だったのでしょう・・・そして欅坂46はこのまま第2章へと続きます

平手友梨奈が創り出す欅坂46の世界観が魅力的に映る理由は、欅坂のメンバーが共に走るからです

平手友梨奈が前を走り続ける限り、欅坂46は覚悟を持って共に走ります・・『黒い羊』のMVをご覧になられた方なら納得していることでしょう。

そして、欅坂46の第2章が『黒い羊』から、いよいよ始まるのです。



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