31Aug
2015年8月4日にAKB48を惜しまれながら卒業した川栄李奈。卒業早々、9月11日に始まる舞台『AZUMI幕末編』の主役が決まっており、どのような演技をするのか?楽しみなファンがいる反面、「元アイドルにしては、まぁうまい方だよね」と少し冷めた目線で川栄を見る人がいるのも事実であり、そんな川栄は今、鬼気迫るような舞台の稽古をしています。それは川栄李奈には今を生きる大きな理由があるからです。今回はそんな川栄李奈の女優としての第一歩を一緒に観ていきましょう。
「ウソだろうが!!」と言う雄叫びで脚光を浴びた”おバカキャラ”
川栄と言えば『めちゃイケ』での、AKBメンバー期末テストでお笑いの神が降臨する回答を連発し
川栄の代名詞「ウソだろうが!!」で一躍脚光を浴びることになりました。
その後、この究極の”おバカキャラ”でバラエティ番組に多く出演することになるのですが
本人いわくバラエティは得意ではないとか・・?
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珍解答を連発していた”おバカキャラ”の川栄李奈はそこにはいない
そんな川栄李奈がAKB48卒業すぐに、舞台の主役の座を射止めています。
今回の舞台『AZUMI幕末編』とは、かつて上戸彩、黒木メイサが演じた、あの「あずみ」です。
そしてそこにはお昼のバラエティ番組で見せる”おバカ”な川栄李奈は存在しません。
あずみ役はご存知の通り、「来るな!来れば斬る!」と叫び
激動の幕末期の屈強な男たちに立ち向かった女刺客です。
全編に渡って、斬って斬って斬りまくる立ち回りの連続に、果たして川栄は対応できるのか?
稽古模様を見るまで、誰もが少なからずの懸念を抱いていたでしょう。
そしてその心配は・・・一蹴されることになります
そうそこには川栄李奈の見事な演技と殺陣が存在したのです・・・。
演出家の岡村俊一は”女優・川栄李奈”をこう評する
女優・藤谷美和子の夫で今回の舞台の演出を手掛けた岡村俊一氏は”女優・川栄李奈”に対して普通、1ブロックの殺陣を覚えるのに1日は掛かるところ、川栄は3ブロックおぼえてしまう。今の時点で1000手は頭に入っているでしょう。少なくとも過去の”あずみ”を演じた上戸や黒木より覚えが格段に速い。まるで大容量の高性能コンピュータのようです。また稽古を見ていると、川栄の殺陣には感情が篭っており、敵役を本当に憎み、見たことにないような形相で対峙するので感受性の強さも究極です。
と大絶賛です! 女優というのは、役ごとにまっさらになれる器用さが求められますが、川栄の演技にもしっかりと女優としての「器用さ」も垣間見ることが出来ます・・・。
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人間いつ死ぬかわからない、だから私は好きなことをとことんやる!
川栄李奈が持っている素直さと何事も真剣に取り組む熱さが、共演者の心をも掴み
”川栄あずみ”は更なる進化を遂げ、本番を迎えることになるでしょう。
AKB卒業前のラジオ番組で、痛ましいあの握手会での事件のことを語り
「人間いつ死ぬかわからない、もし5年後に死ぬことになるなら、時間がない!」と言い
好きなことを「今」とことんやると決めたようです。
このような覚悟で人生を生きている川栄李奈は女優の世界でも必ず成功するでしょう
今後の”女優・川栄李奈”に大いに期待しましょう!