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紅白でも露呈された平手友梨奈と『不協和音』の危険な関係

不協和音

欅坂46平手友梨奈と4thシングル『不協和音』の危険な関係が、大晦日の『紅白歌合戦2017』でも露呈することになりました。

『紅白歌合戦』のなかで、欅坂は危険曲『不協和音』を2回披露することになり、一度目はグループのみ

二度目は以前より『不協和音』を高く評価していた総合司会の内村光良さんとのコラボでパフォーマンスを行い、その時に事件が起こりました。

曲終わりの『不協和音』のチームポーズを作る時に、センターを務める平手友梨奈が身体を震わせて苦しむ様子がカメラに映し出され瞬間、平手友梨奈はうなだれるように倒れ込んだのです。

平手友梨奈と『不協和音』の危険な関係については、2017年、全国ツアーや欅共和国に参加した私個人の目線でこれまでに書かせて頂きましたが、今回の紅白の「事件」をきっかけに、再度記事をリライトしてお伝えしたいと思います。それではまずは問題のシーンの動画をご覧ください。


【動画】紅白歌合戦2017『不協和音』平手友梨奈


【動画】『不協和音』内村光良コラボ



一度目のパフォーマンスでもわかるように、平手友梨奈の何かに取り憑かれたような猟奇的なパフォーマンスは『不協和音』という楽曲との危険な関係を物語っています。

倒れるシーンは、まるで何者かに銃で打たれた衝撃で倒れたかのよう・・・・

「ドタッ」という倒れる音に、身震いと同時に『不協和音』の世界観にこちらも引き込まれてしまう・・最後の悪魔のような微笑を見てもわかるように『不協和音』の世界観に浸り込む平手友梨奈はもはや「平手友梨奈」ではなくなるのです。

不協和音
平手友梨奈は『不協和音』で完全に覚醒した・・・。

欅坂のライブ、特に2017年の全国ツアーに参加された方なら伝わるかと思いますが『不協和音』の世界観を表現する平手友梨奈は・・・化けます。

そしてそのルーツは『不協和音』の歌詞にあるのです。〈ここで主張を曲げたら生きてる価値ない/欺きたいなら/僕を抹殺してから行け!〉という『不協和音』のシビアな歌詞を歌うと平手友梨奈のコンディションは急激に悪化する・・・。

たかだか楽曲ひとつ披露するだけで体調を崩すことなどありえない・・と、常人の方は思われることでしょう。

しかし、過去の平手友梨奈のインタビュー記事を読むことで『表現者平手友梨奈』の一面を垣間見ることが出来、平手友梨奈を中心にした欅坂46は往来の「アイドル」というフレームでは説明できないことが理解できるかと思います。

『ROCKIN’ON JAPAN』17年12月号に掲載されたインタビューで平手友梨奈は『不協和音』について、命を削る曲であるとし、以下のように語っています・・・。

“不協和音”は気持ちが入ったり、その世界に行かないとできないです。だから、できる時とできない時がだいたいわかるので、(ライブで)『今日はできないな』と思ったらできないし、やれるとしても自信はないです

この言葉の通り、2017年の夏に『不協和音』という楽曲が原因で心身を壊す経験をしています。

欅坂46は8月2日の神戸ワールド記念ホールを皮切りに1カ月で全国6カ所、合計11公演をまわるアリーナツアー『真っ白なものは汚したくなる』を開催しましたが平手友梨奈はそのツアーで体調不良による途中退場を繰り返しました。

ピーク時は、8月16日に日本ガイシホールで行われた名古屋公演・・ここでは途中退場では収まらず、完全休演になっているのですがその原因は、茨城県ひたちなか市で行われた『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017』でのパフォーマンスです。

この時、平手友梨奈は『不協和音』をセットリストに組み込むことについて「できなかったら心が折れるから、そうなった時にどうなるか自分でもわからない」として不安を感じており・・そして、最終決断の結果『不協和音』を披露することになりました・・・

しかし、『ROCK IN JAPAN』での『不協和音』は平手友梨奈の満足のいくものではなく、その影響の結果、平手友梨奈は「ロック・イン・ジャパンでダメになっちゃって、次の名古屋公演かな、出られなかったです・・」と語っています。


平手友梨奈が抱える表現者としての苦しみとは?

なぜ?平手友梨奈はここまで自分を追い込むことで『不協和音』を表現するのか?平手友梨奈が抱える表現者としての苦しみとは?なんなのだろう・・・。

それはアイドルが、提供された楽曲を、ただ言われた通り歌うだけということから脱しリアルなひとりの表現者としての「自覚」が平手友梨奈のなかで芽生えつつあることと関係しているのです・・・。

そして、この自覚と平手友梨奈の「現状」に大きな矛盾が存在しそのことが平手友梨奈を苦しめているのかもしれません。

例えば『サイレントマジョリティー』『不協和音』といった欅坂のメイン楽曲は偉い大人達が創ったシステムや仕組みに対しての反骨心を歌ったもの

しかし、現在の自分は欅坂の活動においても、まだまだ大人たちのコントロール下に置かれている

現実を変えれていない今の自分が、この曲をこのまま表現していいのか?という疑問・・だからこそ、『不協和音』を深く表現すればするほど、苦しみの淵へと落ちてしまう・・・

「僕は嫌だ!」は、まさにその気持ちがピークに達する時に放たれています

今の自分ではどうすることもできない事実から・・・「何をどう表現するのか?」表現者としての苦しみは今も続いていますが、それは平手友梨奈が発展途上中だからです。

平手友梨奈

『不協和音』を予感させる平手友梨奈の表現力

しかし、そのように苦しむ表現者平手友梨奈に救世主が存在します。欅坂専属振付師で平手友梨奈と同じ表現者のTAKAHIRO先生です。

そのTAKAHIRO先生が『不協和音』について語っています。そしてここでも、平手友梨奈が表現する『不協和音』の秘密が明らかになるのです・・。


『不協和音』のテーマの「集団と個の対比」は「平手友梨奈と欅坂メンバーの対比」となり平手友梨奈が『不協和音』の塊となることで、その世界観が創られていく、そこから「僕は嫌だ!」という憎悪のパワーを欅坂メンバーにぶつけるわけですから、同時に欅坂メンバーの心体的負担にも影響を及ぼします。

紅白で平手友梨奈と世界観共有との関係性が深い鈴本美愉志田愛佳が過呼吸になったのは、平手友梨奈が創る『不協和音』の世界観に二人が完全に引き込まれたからです・・・。

欅ポーズを崩す平手友梨奈が欅坂の『不協和音』を予言する

平手友梨奈

この画像にもあるように、手や指の動きから物語を構成する表現者としての平手友梨奈が存在します。

そしてこの動きから、欅坂に実際に「不協和音」が生まれます、楽曲『不協和音』前とか後とでは、欅坂のチームバランスは明らかに違いますから・・ただ、平手はそれでも表現することを止めません。

現在の自分で「何をどう表現するのか?」平手友梨奈は真の表現者なのです。

世間では、今回の紅白の件もあり、「平手友梨奈のこれから」についていろいろな意見や勝手な見解が飛び交っております・・・しかし私は勝手かもしれませんが表現者平手友梨奈の続きが見たいです・・・

平手友梨奈が欅坂の表現者として完全に覚醒するところを・・・見届けたいのです。

道半ばで、平手友梨奈の可能性を誤解して、悪の芽として摘むことだけは勘弁してほしいですね。

引き続き、表現者平手友梨奈を応援します・・・たとえ『不協和音』が封印されたとしても・・・。



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